昨日買ったビクティニEXを、あらためて昼間の光で精査すると、小さな凹みがたくさんありました。。。

めげずにポケカで英語、いってみます!


●ビクティニEXの英語名は?

ビクティニEXの英語名は「Victini-EX」、そう、まんまです。

分解してみると…

「victory(Vィくとぅrぃ)」=「勝利」に、「tiny(いに)」=「ちっぽけな」を合体させています。それだけだとビクタイニーとなりますが、語尾をイタリア語名のように表記(-tini)することで「ビクティニ」と発音させています。

これらが、日本語名の決定時に考えられたのどうかわかりませんが、英語でもそのまま「Victini」となり、ちっぽけな勝利感を味わえるネーミングを受け継いでいます!

ここに「-EX」がつくと、英語では「めっちゃハンパない」ビクティニという意味になり、ハンパなくちっぽけな勝利という意味合いに取れなくもありません。

こういうのを一種の矛盾語(撞着語法、オキシモロン)といって、「小さな巨人」など、ツッコミどころを備えながらも泰然自若とした印象深いネーミングになるのが特徴です。


●エナジーターボを英語で言うと?

上のワザ「エナジーターボ」は「Turbo Energize(トゥrぼう ぬrジャいず)」です。

ターボチャージャーのごとくエネを過供給する(山札から2エネ)という日本語の意図ですが、「turbo」は複合語の前側に付く言葉なので、「Energy Turbo」だと中途半端な響きの英語に感じます。

そこで、前後を入れ替えた「Turbo Energy」を、さらに動詞化した「Turbo Energize」という表現に落ち着いた模様。


●ライジングバーンを英語で言うと?

下のワザ「ライジングバーン」は「Intensifying Burn(いんんすぃFァいいん rーん)」です。

前半の「ライジング」が直訳されていません。EX相手なら50ダメUPのワザなので、「rising」=「上昇する」という意図でしょう。

でも、「バーン(burn)」=「火傷」の“度合い”が上昇するのであって、火傷自体は上昇しません。それをふまえた英訳として、「intensifying」=「激化させる(程度を上げる)」が使われています。


以上、参考になったでしょうか!

ビクティニEXを使うならビクトリーピース込みで積みたいという心理は、EXの割りにちっぽけな(tiny)部分をカバーしたいという表れなのかもしれませんね。


・ビクティニEX
http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/28236

・Victini-EX
http://www.pokemon.com/us/pokemon-trading-card-game/database/bw-series/bw8/18/

・英語発音表記の見方(ただし「2番目に強く」の発音は当ブログではブルー)
http://title-eigo.com/Main/Pronunciation

コメント

nophoto
スピアー
2013年6月26日12:36

伝説、幻ポケモンの名前は、金銀以降は基本的に全て世界共通になるように
ゲーム制作段階からデザインされていると開発者のブログで書かれていました。
(ボルトロス、ヒードランなど微妙な違いがあるものもありますが。)
なのでビクティニもゲームBW制作時にタイニィの意味を考えて決められたと思います。
初コメントで長文失礼致しました。

JF
2013年6月26日15:21

スピアーさん、有益な情報ありがとうございました!
なるほど、伝説・幻ポケ名は共通化されているんですね。
たしかに金銀の伝説鳥ポケたちは全然違います。
(シェイミ、コバル、トルネは僅かな違い^^)
勉強になりました^-^!
JF

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